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清瀬市　交通事故でTFCC損傷

2017年02月27日

スポーツだけでなく交通事故でもTFCC損傷を発症する

腕の骨と手指の骨の間の小指側にある三角形をした組織をTFCCといって、日本語では三角線維軟骨複合体と言います。
このTFCCは、肘の靭帯や膝の半月板と同様な骨ではなくて、いくつかの靭帯や軟骨が組み合わさった軟部組織になります。
主な役割としては、手首の滑らかな運動を実現する働きや、手首の外側の衝撃を吸収する働きで、こうした働きがあることで手首は安定的に保持されると共に、手首を複雑に動かすことが可能になるのです。
このTFCCが外傷などで傷つくことをTFCC損傷と言って、手首を酷使する野球やテニスなどによるスポーツ障害のひとつとして発症することが多いです。
また、バイク事故や自転車事故で転倒することで手を強く地面に着いて時や、自動車のハンドルを握った状態で交通事故に遭遇した時に過度な負荷がかかって発症することがあります。

ただし、TFCCは軟部組織で構成されているためにレントゲン検査では診断することができないので、造影剤を補助的に利用したレントゲン検査や、MRI検査・関節鏡検査などで損傷の有無を診断することになります。
主な症状としては、手首を外側に捻る動作をした時に疼痛やクリック音が発生したり、手首の小指側に腫れが生じたり、痛みなどで可動域が制限されたりします。
具体的には、ドアノブを回す動作がしにくい、タオルを絞る動作が辛いなどといったものがあります。
スポーツや交通事故によりTFCC損傷になると日常生活に重大な支障を招いてしまうので、専門医による適切な治療を受けることが大事になります。
特に交通事故の被害に遭遇した場合には、事故当初の診断で手首の捻挫と判断されることがあって、手首の捻挫だと安易に考えて無理に動かし続けて症状を悪化させてしまうこともあります。
また、慢性的な痛みが続いてしまうこともあるので、いずれにしても初期段階で正しい診断がされているか注意が必要です。

受傷直後の初期治療としては、一般的にギブスやテーピング・サポーターなどを使用した固定療法が行われて、患部を動かさずに炎症と痛みを抑えながら経過観察が実施されます。
しかし、TFCCが断裂しているなど損傷が重傷なケースや、固定療法でも症状の改善が見られず慢性化した場合には手術による加療も必要になります。
また、どうしても手術が困難になる時には、手関節内にステロイド注射を打つと言った治療法もあります。
いずれにしても概ね6ヶ月～1年半程度の治療期間が必要になることが多くて、これは発見・治療が遅れがちになってしまうためで総治療期間が長くなる傾向にあるのです。

こうした医療機関での治療以外にも整骨院での治療も選択肢のひとつとして検討してみると良いです。
特に交通事故によるものに関しては、医療機関からの診断書や担当医の承諾があれば、自賠責保険を使用した治療が受けられます。
また、捻挫などの治療を得意とする柔道整復師が治療するので、整骨院での治療も考えてみると良いです。

清瀬市　交通事故でTFCC損傷なら、「清瀬バランス整骨院」にお任せください。

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