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清瀬市　脳脊髄液減少症

2016年08月24日

交通事故でもっとも多く発症するむち打ち症の一つに脳脊髄液減少症があります。

【脳脊髄液減少症とは】

何らかの理由で脳脊髄液が減少し、頭痛やさまざまな症状が現れる疾患を言います。
全身症状については、個人差が激しく、いまだ不明な点が多い症状です。

■脳脊髄液とは

脳室系とクモ膜下腔を満たすリンパ液のように無色透明の液です。
絶えず循環し、24時間に約500ml、1分間に約0.4mlほど賛成されています。
つまり1日に約3,4回入れ替わっており、脳内の圧力を一定に保っています。

しかし、交通事故の衝撃による外傷や、事故以外で頭部を強打した、スポーツで激しく頭を打った、転倒してお尻を強く打った、出産等が原因で脳髄液が漏れ出し、さまざまなトラブルが出現します。

【脳脊髄液減少症の種類について】

大きく2つのタイプに分けられます。
一つは、髄液の漏れがなく脱水などで髄液の生成が低下するタイプ、もう一つは、髄液を包む硬膜に傷ができ、そこから髄液が漏れるタイプです。

髄液が漏れるタイプは、低髄液圧症と髄液漏出症に区分されます。
交通事故で見られるのは、後者のほうで、以下の症状となります。

１・脳脊髄液漏出症

髄液を包む硬膜に傷が入り、継続的に髄液がもれ出ることで激しい頭痛、などの全身症状が現れます。
交通事故等で発生する強い衝撃によるものが多く、交通事故の後遺症の一つとして多くの方が辛い症状で悩んでいます。

症状は、起立性頭痛が主な特徴で髄液が減少し、脳が下垂して異常な圧力が加わることで激しい痛みが発生します。
そのため、体を横にすることで一時的にですが、症状が軽減する特徴があります。

その他、偏頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛、疼痛、全身の倦怠感、めまいに吐き気、脳神経症状から自律神経の症状、内分泌の異常や免疫異常、睡眠トラブルなどがあります。

さらに交通事故の際、体に受ける衝撃は想像以上に強く、目で見てはっきりと分かる外傷がなくても、脳脊髄液減少症などと同時に脳や頸部に大きな損傷が発生している可能性を疑うといいでしょう。

例えば、頸部組織の損傷として考えられるのが、椎間関節症や胸郭出口症候群。
脳損傷としては、高次脳機能障害、軽度外傷性脳損傷などがあります。

【治療方法について】

脳脊髄液減少症の治療は、保存療法やブラッドパッチなどの治療で症状の緩和を目指します。
保存療法としては、2週間程度水分を取りながら、安静に体を保つ。

保存療法で効果が得られない場合は、ブラッドパッチ治療を実施します。
個人差が大きく、治療は2,3回行われます。

アートセレブは、ブラッドパッチ効果があるのに、症状の緩和が乏しい際に利用します。
治療は、脳神経クリニックなど専門病院で対応しています。

【むちうちによる脳脊髄液のつまり】

脳脊髄液減少症ではないものの、むちうちで首に損傷を受けると、脳脊髄液がつまり、自律神経失調症やうつ病になりやすい体になることもあります。
交通事故後、頭痛や頭が重たい、目の奥が重たい、疲れる、痛い、忘れっぽい、集中できない、等の症状がある場合はお近くの整骨院で治療を受けましょう。

強い衝撃を受けた首周辺の組織や筋肉が神経を圧迫し、脳脊髄の流れを阻害している可能性が高く、その場合、血流の流れを改善したり、筋肉のコリをほぐすことで神経の圧迫を取り除くことができます。

すると脳脊髄液のつまりが解消され、症状が緩和されます。

清瀬市　脳脊髄液減少症なら、「清瀬バランス整骨院」にお任せください。

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